ふと、子供がおなかの中の赤ちゃんだった時のことを思い出していました。(我が子は現在3歳と1歳。)
ママが妊娠6ヶ月くらいになると、「キックゲーム」という遊びが胎児とできるようになります。
胎児との遊び方「キックゲーム」とは
おなかの中にいる赤ちゃん(胎児)は6ヶ月くらいになるとよく動きだし、おなかの中から足で「ポンっ!」と外に向かって蹴りだすようになります。
最初はなかなかそのタイミングが来ないことも多いのですが、日に日に元気になってくる赤ちゃん。
そのキックした場所に優しく手でポンってしてあげると、赤ちゃんもお腹の中からキック仕返してくれたりと、コミュニケーションをとることができる。キックゲームとは、そんな胎教の1つである親子の遊びです。
キックゲームのやり方
触る前に声かけをして、赤ちゃんとママをリラックスさせる
「あ、蹴りだした!」とママから報告を受けると、パパは「待ってました!」という気持ちで「今から触るからね〜」と声かえしてあげておなかに手をやり、優しく蹴った箇所をたたいてみます。
すると、タイミング良ければ蹴り返してくれる。もうお腹にいる時からコミュニケーションが取れるのが不思議な感覚です。
それから、次は違うところをまた「ポンっ!」とたたいてみると、なんとその箇所に合わせて赤ちゃんが蹴ってくることもあります。1人目の子のときは、何もかもが始めてなので「おー!」と拍手した覚えがありますね!こういう体験は非常に嬉しいです。
夫婦のコミュニケーションにもなる
ママは自身の体の変化や徐々に強くなる胎動で、おなかに赤ちゃんがいることを感じる機会が多くなります。しかしパパの場合、間接的にしかその変化を感じることができないです。
これは性別上、仕方のないことだけど、このことで夫が無関心だったりと揉めてしまう夫婦もいて、それは悲しいことだと私は思います。
「もっと赤ちゃんに興味を持ってほしい。」そんな不満が、言葉には出さないにしても妻の機嫌が悪くなる原因にもなると思う。
「言葉に出してくれたらいいのに。」と男性側の意見もありますが、赤ちゃんは「2人のこと」なので、まったく行動を起こさないと妻からすれば寂しい気持ちでしかない。
キックゲームは、夫が「赤ちゃんの誕生を楽しみにしている」ことを行動で伝える1つの機会でもあるのかなと思います。
と、そんな堅苦しい話でもないですが、お腹のなかの赤ちゃんとコミュニケーションをとることで「親になるんだ!」と実感が湧いたらワクワクと楽しみも増えます。
まず、おなかに手を当ててみます。
やってみて、「あっ蹴った!」と反応があると、やっぱり嬉しい。
そして、蹴ったと思ったらママがガハガハと笑って、ただおなかが揺れていたなんてこともあります。
そうしたことでも夫婦のコミュニケーションがとれるって、素敵だとわたしは思います。
胎児との遊びという貴重な時間
遅くまで仕事をして家に帰る時間も遅くヘトヘトな毎日で、ほんの数分でもやすらぎの時間が欲しいというのはあります。
ただ、キックゲームは5分も必要としません。
胎児がママのおなかを蹴ったタイミングで、外から優しくたたいてあげるだけです。
それだけでも、その5分ほどの時間さえも「何も考えたくない、休息したい」という場合だってあると思います。
でも、「この時間はもう何度も来ないんだな。」と考えると、なんだか貴重な時間に思えてきます。
一生のうち、何度も経験できることではないから。
胎児との遊び方であり、夫婦間のコミュニケーション。ほんのちょっとしたことですが、この些細なことを積み重ねることが子育ては大事だと思います。
そして、今では下の子の足もたくましくなりました。
1歳児に蹴られているところです。笑
「ポンっ!」と蹴ってくると、「ポンっ!」と返してあげる。楽しいですよ、キックゲーム!
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出産前はなにかと気も焦ります。事前に準備しておいたり、夫婦間で何をするか? やることリストや夫婦それぞれの動きを決めておくと良いと思います。

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